娘。はじめました

ハロプロ・JUMP中心に思うことあれこれ。

今年のJUMPを履修しました

ご無沙汰しております。

 

12月29日のHey!Say!JUMPコンサートに行って来ました。

今年の1月1日ぶりかな。なんだかんだで毎年コンサートに行かせていただいております。

 

ネタバレをふせて、各人印象深いところを一言ずつ。

 

山ちゃん:眼鏡という今更なアイテムでファンをきゃーきゃー言わせるの、さすがという感じ。タイミングと魅せ方が完璧。羽の扱い方は言うまでもない。山田涼介の限界はまだまだ遠い。

ちーちゃん:某人のバックダンサー。ああいうコンテンポラリーなダンスはシングルじゃできないから、ここで見られてよかった。

ゆーとりん:ゆーとりんのソロ曲、闇深曲だと思ってるんだけど、格好良く仕上がってました。闇が深くても可愛い。

大ちゃん:つぶ貝はものすごく深読みするとかなりやらしいぞ!いつも安定してるので、冒険する有岡氏が見たいです。

ゅぅゃ:いい意味でとても安定してる上に表現力がぐんぐん上がっている。「髙木雄也(歌手)」というパッケージがもっと知られてほしい。

いのーちゃん:今回いのたかが捗った。「条件反射」の解釈が間違ってなかったことを確かめられて満足です。

ひかにゃん:ハーフアップ可愛い。友人にソロ曲聴かせて言われた事なんだけど、やぶひかは逆をやった方がいい。つまり、ひかにゃんはバラードをソロで歌うべき。確かにそうだな、と現場でも思った。

薮ちゃん:初めて最初から最後まで(双眼鏡で)視認できたことがとても嬉しいです。重ため前髪の黒髪、つまり一番好きな髪型。ひかにゃんとこでも言ったけど、やぶひかは逆をやった方がいい。つまりラップとかR&Bとか。

 

ペンラがシンプルな分、特殊効果にお金かけたの…?ってくらい、炎と水と花火が上手いこと使われていました。

星とか宇宙に関する曲もあったので、全体的にテーマが壮大。

SENCE or LOVEだから?

その壮大さに身体一つを持って挑みかかる、というような印象を受けました。違ってたらごめんね。

 

全然追えてなかった今年のJUMPちゃんを一気に摂取できた感じ。

駆け足の集中講義でしたが、履修を終えたので、無事来年のJUMPちゃんに臨めそうです。花火上がったから年も明けたし。

あ、紅白があるしカウコンがあるわ。まだ年明けてなかった。

 

今年一年間、わりと自分を大事にしてきた(つもり)なので、今回JUMPコンを素直に楽しめたのが嬉しかったです。

かっこよさにきゃーと言い、コールを入れ、バラードをじっくり聞く。

そんな楽しみ方ができました。

そんで、やっぱり現場でしかわからない空気というものがあるのよな、とも。

 

履修を終えたことで、ジャニーズ楽曲大賞にも臨めそうなので、そんなことを考えつつ帰省します。紅白とカウコンは録画済みです。

 

 

私が少し「アイドル」から距離を置いている理由

私はいま、かなり、ブログをほったらかしています。

というのにも、いくつか理由があります。

 

ちょっと自分語りなんですが、お付き合い下さい。

 

①忙しかった

2017年度は自分の人生史上一番忙しかった年でした。普段の仕事に新しい仕事がそのまま上乗せされて、2倍働いていたといって過言ではない。

この理由は、後述する③の理由にも繋がってきます。

 

②推しグループのごたごた

こう、どう書いたらいいかわからんかったんですよ、「こぶしファクトリー」。

 

梨央のときは、「えー!?」と同時に「あー…」

 

れなこのときは「ええっ!?」からの「そっかー…」からの「ええ…??」

 

そしてたぐっちについては「あーあーあーあー」と。

ニュアンスはお察しください。

 

 

今の5人に関しては、「早く新曲を!MVを!」と思っていました。

そこから見えるビジョンを見て早く安心したいと思っていました。

それくらい、5人の頑張ります!が上滑りしているようで辛かったです。

もう、ブログなんか,、書いては消し書いては消し…。何もできなかった。

 

ようやくMVが公開され始めましたね。5人の顔も明るい。

ここからどうしていくのか、温かく見守って行きたいです。

 

 

そして、③の理由なんですけど、

自分のメンタルと体調がやばかった。

 

実は12月半ば~3月半ばまで会社を休職していました。

メンタルチェックで引っ掛かり、産業医によるドクターストップがかかったからです。

心療内科と婦人科に通いつつ、今も完治とはいかないまでも仕事を再開しています。

とにかくみんなも生理が2か月止まったらちゃんと婦人科行ってな!

お医者さんに3か月止まってたら危なかったよと言われました。(毎月きちんと来ている人の)生理が止まるって、体が子どもなんか育てられる体力も余裕もないよって判断してるってことだと思うので…。

 

時間的な無理もしましたが(毎週徹夜とか)、精神的なものも大きかったと思います。

というのも、私の仕事はクリエイティブ系に分類されるもので、ごくまれに文化人や芸能人といった肩書の方と、お仕事させていただくこともあります。

 

休職の直接の理由はストレスと休みのなさによる体のトラブルなんですが、遠因に、「アイドルの存在」があったことが、今思い返すと否めないと思います。

……遠因ですよ。そこ、つながっちゃうかー、というくらい遠因。

説明します。

 

アイドルの応援をしていると、ちらちらうつるスタッフのことが気になることがあります。

そういう言い方してやるなよ、もっと気づいてやれよ、もっと面白くしてあげられるだろ、なんでフォローしてあげないの?……

これは、私が思うだけでなく、twitterをはじめとしたインターネットに多くみられる言葉でもあります。

 

そういう言葉が、自分自身に返ってきてぐっさり刺さることになるとは、最初は気づいていなかったんです。

むしろカンフル剤として使っていました。

私はそうさせないようにしよう、もっと頑張るぞ、みたいな。

私は常に120%の仕事をしておうちに帰ると倒れこむタイプの仕事をする人間です。

そうしないと罪悪感があったり、成長できないと思っていたからです。

 

今思うとここ半年で急に体と心がだめになったのではなく、もっと前から兆候はあったんですね。

大好きなHey!Say!JUMPのカウントダウンコンサート(京セラだったので2015-2016)。

京セラのほうに初めて行ったんですけど、そのとき、多分薮ちゃんだったと思うんですけど、「僕たちも頑張るので、みなさんも頑張ってください」という締めの言葉。

よくある言葉です。

それを聞いたとき、それまでコンサートをとても楽しんでいたのに、

「まだ頑張らないといけないのかー」

と思ってしまったことを覚えています。

今も頑張ってて、もっと頑張らないと上がれなくて(転職一年目だったし)、アイドルも頑張ってて、そしたら私も頑張らないといけない。

 

キャパオーバーで病院に駆け込んだ時期と、アイドルの優先順位が上位から降りたのは大体同じタイミングです。

私はもう頑張れない。

 

私だけかもしれないんですけど、

アイドルを推すことにこんな副作用があるとは思ってなかったです。

途中後輩ちゃんに、

「先輩アイドルを見ないほうがいいんじゃないんですか?追い詰められてますよ」

と言われたことが忘れられない。

 

だって、アイドルはつらい時に寄り添ってくれて、へこんだ気持ちを上げてくれて、

見てると頑張ろうと思えるキラキラした存在なんですよ。

 

なのに。

 

今は、人それぞれの距離感があるはずだと思っています。

休職していた時期はテレビも見れなくて本も読めなくて、人に会うのもつらかった。

だから無理に録画や雑誌を追いかけず(録画は止めなかったけど)、CDも買ったまま開けていません。

ファンだと名乗るのもおこがましいレベルです。

でも、それでもいいはずなんです。

 

今年の私の目標は「他人に迷惑をかけることを恐れない」です。

目標にかかげないといけないレベルで、それが怖いタイプの人間です。

でも、今年は自分のことを一番大切にすると決めたので、

ゆっくり、また、きゃーきゃー言えるようになりたいなと思います。

 

最後になりましたが、今でもアイドルは大好きです。

嫌いにならないための、距離です。

 

この事実に自分で気づいて文章に起こせるまで、ここまでかかりました。

長い自分語りに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

まあ、すぐなんかブログ書くかもしれないですけど。

こぶしメンバーのキャッチフレーズを考えていた

後程、「私の好きな藤井梨央」って記事を書く予定でいるんですけどね。
さっさと出してしまわなければならない記事を、下書きに発見したのでまとめておきます。

 

こぶしのポテンシャルの可能性が止まるところを知らないので、
各メンバーそれぞれの(私が勝手に考えた)キャッチフレーズと、見て欲しい動画をまとめてみました。

 

こぶしの"顔>>井上玲音

 

れいれいをセンターに置いておくとすごく落ち着くんですね。
れいれいがこぶしにいてくれてよかった、ハロプロにいてくれてよかった、そう思っている人は決して少なくないのではないかと思います。
整った顔立ちにスタイル、聞き取りやすい歌声と歌のうまさ、舞台度胸。こんなにセンターの条件を持った人はなかなかいません。それでいて最年少。これからの伸びしろをドンドンと感じさせる。


見てほしい動画>


こぶしファクトリー『ドスコイ!ケンキョにダイタン』(Magnolia Factory [Dosukoi! Humble but Bold]) (Promotion Edit)
れいれいの力強い目力からスタートする鬼ごっこ。はじまりは、れいれいから。


こぶしファクトリー『チョット愚直に!猪突猛進』(Magnolia Factory [Foolishly Honest! Impulsive Actions!]) (Promotion Edit) 

こぶしを回してあおりまくる14歳(当時)。


こぶしファクトリー『桜ナイトフィーバー』(Magnolia Factory [Cherry Blossom Night Fever]) (Promotion Edit)

着物が異常に似合う。

 

こぶしの”魂”>>野村みな美

 

このグループが早い段階でまとまりと個性が出てきたのには、いくつか理由があると思うんですけれども、1つには絶対、みなみなの渾身のパフォーマンスがあったからに違いありません。
ノーマークだった「念には念」でのセンターにはじまり、シングル全て見せ所があり、パフォーマンスではどうしたってみなみなに視線がいってしまう現象を、なんと名付けよう。
そんなみなみなの一生懸命さに負けじと全員が切磋琢磨したことが、グループの一体感や勢いに繋がったんじゃないかと。
歌のうまさとか、ルックスとか、目立つ人が持ちうるもの(もちろんみなみなの歌は上手いし外見はかわいい)ではないところで、みなみなから誰も目を離せない。そんな魂のパフォーマンスを見せてくれる人。


見てほしい動画>


こぶしファクトリー『念には念(念入りVer.)』(Magnolia Factory [Be Double Sure (with ”NEN” Ver.)]) (Promotion Edit)

他のメンツを差し置いて勝ち取った、サビのソロパートを堂々と歌いこなすみなみなを「発見」した感があった。


こぶしファクトリー『押忍!こぶし魂』(Magnolia Factory [Osu! Soul of Kobushi]) (Promotion Edit)

大サビ前のソロパートにおけるリズム感と勢いと、何よりも色気。

www.nicovideo.jp
あやぱんとカバーしたライブ映像。バラードをうたわせたい。

 

こぶしの”躍動感”>>藤井梨央

 

とにかくダンス!
「念には念」の腰が一番低いのが梨央ってのはちょこちょこ言われてたことだと思いますが、「懸命ブルース」でそれを目の当たりにした感じ。
梨央は重心がすごく低いのに安定してるんですよね。なんだこぶしにもダンスメンがいるんじゃないかと、そしてそれは他のグループの比較として出しても心配ない。そんな存在がいるじゃないかと勝手に安心しました。
早い段階で梨央のソロダンスとか、ダンスの上手さが生きるそんな曲が来るといいなと思います。


見てほしい動画>


こぶしファクトリー『ドスコイ!ケンキョにダイタン』(Magnolia Factory [Dosukoi! Humble but Bold]) (Promotion Edit)

和太鼓を叩くシーンから鬼ごっこの躍動感、そして大サビのすもうシーンの柔軟性。


こぶしファクトリー「懸命ブルース」YES THEATER

激しいこのダンスにおける「トメ」と「ハネ」が完璧。梨央にしか目がいかない。


こぶしファクトリー『サンバ!こぶしジャネイロ』(Magnolia Factory [Samba! Kobushi Janeiro]) (Promotion Edit)

2016年、”リオ”だけが歌えたソロパート。

 

こぶしの”情緒”>> 和田桜子

 

こぶしファクトリーが他の若手グループと違うところ、それはらっこの声があることだと思います。
歌が上手い子や、ダンスが上手い子はいっぱいますが、こんなにかけがえのない特徴的な歌声は、正直かなとも以来じゃないでしょうか。
それでいてこぶしの後列メンバーというのがこぶしファクトリーの末恐ろしいところであり、今後の可能性を感じられてワクワクするところでもあります。
今はまだその声の素晴らしさに本人が追いついていないところがあるんですが、これから歳を重ねた時、らっこが確変する、その瞬間が楽しみでもあり恐ろしくもあり。

 

見てほしい動画>


こぶしファクトリー『辛夷の花』(Magnolia Factory[The Kobushi Magnolia Flower]) (MV)

ソロ歌手に転向してもやっていけることがよくわかってしまった、フォークとの相性の良さ。


こぶしファクトリー『ドスコイ!ケンキョにダイタン』(Magnolia Factory [Dosukoi! Humble but Bold]) (Promotion Edit)
ソロリップシーンのらっこがとにかく全部可愛い。


こぶしファクトリー『念には念(念入りVer.)』(Magnolia Factory [Be Double Sure (with ”NEN” Ver.)]) (Promotion Edit)

「あなたは」のたった4文字で全てかっさらっていく個性。

 

こぶしの”背骨”>>広瀬彩海

 

こぶしファクトリーの楽曲を、ひとり歌割やコーラスで支える、真面目な歌姫。
過去の苦労を背負って、でも謙虚に一途にただひたすらに歌だけを追い求める、そんなストイックな姿を誰もが認めるからこそ、加入順が遅くてもリーダーとして認められ、その歌割の多さに誰も文句を言わないのだと思います。
あやぱんは、たぶんアイドルである自分が好きなんだと思うんだけど、ぜひそれにとらわれないでいろんな歌を吸収して、またアイドルに還元してくれたらうれしい。
この子はもっといろんな歌が歌える子だと思うんです。個人的にはMichelle Branchとか、Stacie Orricoとか、Vanessa Carltonとか、歌ってほしいなー。

 

見てほしい動画>


こぶしファクトリー『辛夷の花』(Magnolia Factory[The Kobushi Magnolia Flower]) (MV)

高音の伸びが美しく、これまでの来歴を歌詞に重ねてしまう


こぶしファクトリー『GO TO THE TOP!!』

とにかくフェイク!ハロコンではもっと難しい曲に挑戦してくれ!

www.youtube.com

「かっちょいい歌」…愛の弾丸と迷ったけど、こっち。ライブ終盤の疲れ切ったところで声がぶれない恐ろしさ。

 

こぶしの”可愛げ”>> 小川麗奈

 

こぶしファクトリーを力強くてかっこいい、そんなグループだと思っていると、たまにれなこのふわっとした歌声にちょっと気が抜けることがあるかもしれません。
このコンセプトだったら、もっとぴったりくる人材がいたんじゃないか、と思われるかもしれませんが、れなこの存在が、こぶしファクトリーにとってどれだけ貴重な存在であるか!たったひとりでその気もなくこぶしのそれを、れなこは背負っています。
このメンツに囲まれて1人マイペースに柔らかな歌声で歌って、決めるところは決めているけれどもリラックスしたダンス、そんな意志を貫き続けることができるのは、れなこのメンタルが凄まじく強いからなのでは、と思うのです。
れなこの柔らかな強い意志がこぶしのターニングポイントとなり、そしていつか強い武器になるそんな日が来ることを信じてやみません。

 

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こぶしファクトリー『チョット愚直に!猪突猛進』(Magnolia Factory [Foolishly Honest! Impulsive Actions!]) (Promotion Edit)
とにかくれなこが美しい。


こぶしファクトリー『桜ナイトフィーバー』(Magnolia Factory [Cherry Blossom Night Fever]) (Promotion Edit)

とにかくれなこがかわいい。


こぶしファクトリー 『ドスコイ!ケンキョにダイタン』 レコ大最優秀新人賞2015

とにかくレコ大のれなこがうつくしかわいい。

 


こぶしの”年相応”>> 田口夏実


たぐっちほどこぶしにいてくれて良かったと思う存在はいません。何しろ見た目からして年相応のロリータフェイス、ちょっとクセのある声、そして何より年相応、いやちょっと幼いんじゃないかと思わせる性格。
アイドルを見ていて案外忘れがちなのが、彼女らは普通の女の子だということです。
選ばれた特別な存在には違いないでしょうが、歌やダンス以外にもプロ意識がどうとかもっと目的を高く保てとか、私たちはとかく注文をつけがちです。けど、やっぱり彼女らも普通の女の子なんです。
たぐっちを見てるときちんとアイドルでありながら、そんな当たり前の部分も大事にしていて、本当にうれしい。これからも変わらずに持ち続けていてほしいし、私たちもそれを忘れないようにしなければ。

 

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こぶしファクトリー『桜ナイトフィーバー』(Magnolia Factory [Cherry Blossom Night Fever]) (Promotion Edit)
 2016年PV大賞で間違いない(個人の意見)。アイドルが顔はめパネルで不機嫌なんだよ?


こぶしファクトリー『バッチ来い青春!』(Magnolia Factory [Hey Youth, Come At Me!]) (Promotion Edit)

たぐっちとスタンドマイクって最高なのでは。


こぶしファクトリー『オラはにんきもの』(Magnolia Factory [I’m such a popular kid]) (Special Promotion Edit)

梨央のものまねクオリティが高い一方、たぐっちは素のキャラクターでこの曲になじんでしまう

 

こぶしの”象徴”>>浜浦彩乃


とにかくこの人にこのフレーズを当てはめずに他の誰にこの言葉を与えようかと言う位、こぶしにとってなくてはならない人、それが浜ちゃんです。
「辛夷の花」がはまちゃんの顔から始まったように、このグループが当初はまちゃんズと呼ばれていたように、はまちゃんがいなくてはこのグループのイメージはいつまでたっても固まらない、はまちゃんの存在がこのグループの色を決めた、そう言っても過言ではない位大切な存在、それがはまちゃんです。
たとえ歌割が少なくても、センターではなくたって、はまちゃんがいなければこのグループはこぶしファクトリーでは無いのです。

 

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こぶしファクトリー『辛夷の花』(Magnolia Factory[The Kobushi Magnolia Flower]) (MV)
はまちゃんのこれまでに重ね合わせてしまう、泥臭いフォークですが、とにかくいい曲。


こぶしファクトリー「急がば回れ」柏PALOOZA

乱れる髪さえ表現力の味方をさせる、一生懸命さがはまちゃんの魅力。

www.nicovideo.jp

「闇に抜け駆け」…自信満々に見下すはまちゃんの表情が、忍者ファンタジーになによりもはまってしまう。

アイドルの楽曲には「こうきたか!」が必要

「初恋サンライズ」、聞きました?

つばきファクトリーのメジャーデビュー曲です。

もうすっごいので、とにかくまずは聞いてみてください。

ハロ好き、アイドル好き、あとなんならアニメ好きにもオススメしたい。理由もある。

 

つばきファクトリーはインディーズで3枚のシングルと1枚のミニアルバムを出していて、そのあとメンバーを3人増員して、この楽曲でメジャーデビューとなったグループです。

このシングルでもうインディーズまでと明らかに変わった!という側面を見せてきたのですが、それって3人の新メンバーのおかげでもあり、そうでなくもあり。

ただ一つ言えることは、
「これはすごい!」というのは、もうライブの最初の段階で分かっちゃうということです。

 

初恋サンライズ

www.youtube.com

サンラアアアーイズ!という、高温エフェクトのインパク

第一声のインパクトって、こんなにわかりやすいんだと…。

とにかく耳に残るし、思わず声マネして遊びたくなる。

みんなあんまり好きでないエフェクト加工かと思いますが、これはここまで高音にしたからこその面白さ

 

「君の愛に触れたい!」というおのみず*1

ズッキファンはおのみずちゃんに流れるんじゃないかなーっていう、力強さと衒いのなさと、あと上目使い!

こんな力強いセクシーさは、ズッキ引退後の今表現できるのはおのみずちゃんだけなんじゃなかろうか。ここ穴場だったぞー!という発見。

ダンスに心地よい余韻があるのも魅力。

 

りさまる*2の台詞の精度

アニメファンに伝えたいのが、りさまるのこの台詞。

完璧じゃないです?二次元ヒロインじゃないです?

近年台詞有ハロプロ楽曲の中でも一、二を争う完成度の高さだということです。セリフで鳥肌立ったの初めて。

りさまるは自身もアニオタだということがあるかもしれませんけど、ほんと、彼女は三次元に舞い降りた二次元系薄幸美少女だからな。

華奢な体、白い肌、透明感のある歌声、時々はっちゃけるけどツンデレでとにかく表情作りが不器用!

強く言い切るのに儚い、というのが絶妙なバランス。

 

さおりん*3の華奢な首筋

サンラアアアーイズ!の振りでクロスした腕をそのままに左後ろを向く、その首筋の色気!
さおりんには不思議なアンバランスさがある。最初見た時はダンスおぼつかない?みたいに思って済まない!

表情や雰囲気作りにこだわりがある、目に見えてこれから工夫ののびしろが見える子だ。

 

1番だけでこれだけ見どころがあるんですけど!
しかもシングルはトリプルA面!まだあと2曲あるぞ!怖い!

 

それまでの曲とこのシングルを比べてみると、りさまるとききちゃんが目に見えていきいきした!

たぶんこの二人は負けず嫌いなんだな。

ききちゃんは1・5倍躍動感が増した、という感じですが、りさまるは精度が増したというか、よりアスリートみたいになってきました。

あときしもんに関しては、新メンバーが加入したからと言うよりは髪の毛を切って本領発揮した感じがある。

ラスサビのソロパートが上手い!ファルセットがきれい!

 

 

こっからただの考察なんですけど、やっぱりアイドルは多少「自分」があったほうがいいんじゃないかなと思いました。

もちろん、つばきが今までもらって来た曲にも、ちゃんと強い意志がありました。

どんな私になれるだろう?  ○でも□でもない 私でしかない(青春まんまんなか!)*4

とか、

つまりは結局 自分次第だろう(気高く咲き誇れ!) *5

とか、

みんなには 悪いけど  彼のこと 渡せないな(独り占め) *6

とか。

 

昨今のハロプロ楽曲は、とかく「自分」の存在が強い。

どんな風に生きていこうかとか、悩んでもがく「自分」が強くある曲で、それをつばきはあんまりうまく歌いこなせてない気がしたんですね。

でも一方で、すごくきらきらして聞けた曲があって、それが 「私がオバさんになっても」*7

この曲は「あなた」の好みとか言ったことはわかるんだけど、びっくりするほど歌い手の「私」がわからない!

そしてこの曲を歌うのに、つばき以外だとちょっと強すぎるな、と思ったんです。

 

こぶしだと「あなた」を尻に敷くし、カンガルだとあざとすぎて若干危ない交際を連想しそうだし、JJだと手のひらで転がすし、アンジュルムだと…、全然歌ってる姿想像つかないな!

 

つばきが歌うと、ちゃんと「あなた」のことを等身大で好きなんだな、というふうに聴けるというか。

つばきはそんな、今のハロプロには見られない「あなた」に全てゆだねる、そんな歌を歌っていくのかな、そんなふうに思っていました。

 

やられた。

 

清楚な外見のまま、内面に強い意志をのぞかせるようになってきました。

そうなんだよな、全てゆだねてくれる女の子もいいけど、やっぱり「自分の意志」で歩く女の子は、目の輝きが違うんだよなあ。

先輩たちとは違う、ちょっと頼りなげでふわふわしているつばきファクトリーですが、「こうきたか!」と思わせる進化を見せ始めているので、注目するなら今です。まだ間に合う。

ジャニーズ楽曲大賞2016に投票したかった

したかったんですよ。つまりできなかったんです。
でも曲を聞きこむ暇もまとめる暇もなく、気づけば締め切りを過ぎていたのです…。*1
あんまりにも悔しいから、せめてまとめるくらいはしようかなーという目論見。

 

ちなみにすでに発表になってますが、書くのは発表前にやりました!!!

 

今年はシングル3枚(しょんズも含めると4枚)にアルバムまで出て、とにかく聞き込むのでせいいっぱいて感じでした。
考察とか深いところまで全然行けなかったなー…
たくさん曲があるのは、ありがたいことなんですけどね!

 

選んだ曲は以下の通り。

 

楽曲部門

1位:ドリームマスター
2位:Masquerade
3位:B.A.B.Y.
4位:Fantastic Time
5位:パーリーモンスター

 

上位3曲がアルバム「DEAR.」から。
しかし、うち2曲がコンサート未披露曲という、JUMP運営の狙いと私の好みがまったく合わない結果に…なってしまった…

 

ドリームマスター

初めて聴いた時に、「なにこれ、ハロプロ…!?」て思ったくらい、パート割が細かくて、ひかありのラップで始まって、しかもコンビユニゾンで畳みかけてくるところがほんと好み過ぎて…!
コンビユニゾンについてはそれだけで記事を書きたい位に語りたいことが多いんですけれど、いのたか、ひかちね、やまゆとと、その組み合わせだけでありがとうございます、満足ですって言う感じ。
まあ、コンビユニゾン、けーとの声だけ見つからないけどな!

 

JUMPちゃんはかなりベタ甘い夢を語るのが得意だと思うんですけれど、夢を見ないと始まらないよと歌う割に結構辛辣なことを歌ってると思うんですね。
「節操のない君」とか「前だけ向いてもつまずいちゃうよ」とか「どうせその後食べて飲んで騒ぐでしょ」とか。その辛辣さ具合、割とたまらんです。スレちゃってー!と。

それでもJUMPちゃんは「夢見て始まる君のストーリー」と、夢の大切さを歌い続けるグループなんだなと思います。

ところでJUMPちゃん自身の夢って何なんですかね。いつもその夢の欠片について考えながらこの曲を聴きます。

 

この曲はほんとにシングルカットして欲しかった…!

 

 

Masquerad

この曲に関しては、山ちゃんの趣味全開って言う感じがすごいするんですけど、それに対してブラボー!と万歳せずにはいられない、そんな感じです。

私たちはこんなHey! Say! JUMPを待っていた!

思うにこの曲がぴったりマッチした理由は、仮面舞踏会=正装であるということなのではないかなと思うんです。

Hey! Say! JUMPはびっくりするほどスーツが似合うんですよ全員。もれなく全員。もっとスーツ着たほうがいいよ。このスーツが似合う感がHey! Say! JUMPが王道である所以だと思うんですよ。

ミュージックビデオに文句つけるつもりは全く、全くないんですけど、可能なら彼らの社交ダンスを見てみたかったなと言う気持ちは若干あります。見たくないですか、私は見たいです

 

この記事でも言及しましたけれど、年齢に表現が追いついてきたという感じがあって、にじませた色気が歌声の端々に感じられるのが、ほんとたまんないですね。

 

B.A.B.Y.

この曲に関しては、とにかく2番のけーとのサビパート!

「Be my Be my Be my baby!」

いくらけーとの歌割が増えたとは言っても、ワンフレーズであったり目立たないところであったりしがちなんですけど、この曲に関しては、けーとのソロパートに続いてみんなの声がどんどんと重なって行く

まるでけーとがみんなを率いて連れて行くかのような、そんな錯覚を覚えるほど素晴らしいパートをもらったと思います。

 

曲自体もオシャレでかわいい。これがシングルならどんなMVになってたか妄想するの楽しい。CMタイアップは今更でも、いつまででも、お待ちしています。

安眠できる香り系か、夜の時間を楽しむ趣味系か。

 

Fantastic Time

2016年のHey! Say! JUMPのシングルに関しては、ものすごおおく試行錯誤してる時期なんだなぁというのが正直な感想です。

2015年は徹頭徹尾、王子様というかかわいいというか、Hey! Say! JUMPと言うのはそーゆーグループなんだよと印象づけるかのようなシングルが多かったと思います。

一方で、今年に入ってからの曲は、これをシングルカットするの?と言う印象を抱かずにはいられないような、そんなシングルが多かったように思います。

いつまでも同じイメージではいられないのはわかる。「年がいってもカワイイができるグループ」と言うイメージ付けは、既にできたと思うんですけども、今後の可能性を探るために色々と試行錯誤した結果が、今年のシングルだったのかなあと思います。

 

その中で、1曲選ぶなら断然「Fantastic Time」。

まずリズムが心地よくてダンスが万華鏡のよう。

ちょいちょいダサさもあるとは思うんですけど(ちょっと古い感じがある)、私はハロプロ村の住民でもあるので、いまさらダサさについては斟酌しません。


ニゾン多めなんだけど、いろんな声がするのがよいです。

特に、サビにいのーちゃんの声が大きくて幸せ。彼の声はやっぱりJUMPにとって唯一無二の財産なので、かっこいい曲で使われると「そうそう!」てなる。

 

パーリーモンスター

これに関しては、とにかくけーとの躍進を称えずにはいられないと言う感じです。

私はこういう記事を書いた程度には、けーとの歌割のなさをネタにし嘆きがんばれーとエールを送ってきたつもりではあるんですけども、そんな中でこの曲を出してきたことをJUMP陣営に対して「よくやった!」と勝手に上から讃えたい気持ちでいっぱいです。


けーとと言うのは、非常に可能性の塊であると私は思っていて、それを生かせるかどうかは、本人の頑張りでもあり、売り出す人の作戦でもあり、そして時代の流れと言うものでもあります。

だからなかなかそれがはまる瞬間が来なかったけど、今そういった試行錯誤がやっと身になっているのをしみじみと感じる。

これがイケイケな感じの曲であると言うこともプラスポイント。

英語でバラードを歌われるよりも、正直、英語でぐいぐい押されてくる方が性癖に合ってると言うこともあるかもしれません。

あとギャップ萌え。なめてはいけない、ギャップ萌え。

 

 

いかがでしたでしょうか。本当にJUMP陣営と好みが被らなかったんだよなあ、2016年…!解釈違い!

あと意外と自分にユニット曲が響かなかったのにびっくり。

「こうきたかー!」な驚きはあったんだけど。クオリティは高かったと思うんですが。

あとあと、良曲はいっぱいあったと思うんですけど、「この曲!」という集約が無い場合、カップリング乱発するのは票割れになるよなって結果発表を見て思いました。

 

2017年は、10周年でもあるし、ゆーややけーとにもっと歌割が届くと良いな!

BEST楽曲、そろそろJJチームメインのを出してくれてもいいんですよ?*2

*1:同じ理由でハロプロ楽曲大賞もできませんでした

*2:スクランブル」とかやぶひかメインじゃないですか、そんな感じのフィーチャー曲を…!

こぶしファクトリーがいかにポテンシャル高いかについて

chizuru-t.hatenablog.com

chizuru-t.hatenablog.com

 

こぶしファクトリーのアルバムが出たんですけど、買ってね!!!!という記事です。
アルバム発売に先駆けて3曲披露されたんですけど、これが全部いいんですよ。

他の曲もいいんですけど、とにかくこの3曲がいいんですよ。

やっぱり、”かわいらしさ”方面じゃない曲なんだけど、その中にメンバーの可能性が見えて、この方向性でもまだまだ伸び代があるんかーい!って驚くような曲でありました。


懸命ブルース


J=J Day 2016、220公演達成!こぶしライブ、つばき発表、アンジュルムイベント、℃-uteの一般常識、演劇女子部! MC:高木紗友希・藤井梨央【ハロ!ステ#192】

 

イントロが印象的な、こぶしの「ヤンキーテイスト」*1

これはとにかく梨央のダンスだよ。

はまちゃんのスタイルを生かした魅せるダンスも、れなこの安定感あるダンスもすごくよかったけど、藤井梨央の低い重心と高いジャンプ、バネのようなキレの良さにばかり目がいくんです。

そうして過去MVの梨央ダンスを探す旅に出ざるを得ないくらいに藤井梨央無双。

人数が多いからメインはるメンバーばかりに目が行くけど、この一年みんな頑張ってるんだよー!ということを感じられる1曲。

 

急がば回れ


モーニング娘。'16新曲MV!カントリー嗣永卒業発表、こぶしライブ、℃-uteイベント、℃-uteの一般常識、アンジュルムダンスレッスン! MC:嗣永桃子・広瀬彩海【ハロ!ステ#194】

 

かっこよすぎて延々リピートしてしまう。

順風満帆に見えるこぶしですけど、デビューまでの道のりを考えれば、また音楽業界、アイドル業界が置かれている現況を考えれば、決して楽な道を歩いているわけではないんですよね。

だからここで、悩みながらも急がば回れ、って歌うの、落ち着いて歩んで行けって歌うの、メンバーにも聞いているリスナーにも沁みていくメッセージだと思います。

 

ところでこれを聞きながら思い出したことがあって、多分Tシャツジーパンで歌ってるからだと思うんですけど、BEE-HIVEのライブなんです。

perfumeとかBOYSTYLEとかを生んだ、アミューズのプロジェクトなんですけど。ライブで一生懸命パフォーマンスをしてる姿が、すごくこぶしファクトリーに重なるんです。まっすぐ言葉を歌に乗せて届けてくるこの感じ。


Perfume: Time to go - BEE-HIVEライブ

 

こぶしは現行唯一つんくワークスじゃないからか、たまに他の事務所のアイドルを感じる瞬間があるのが、面白い。


辛夷の花


こぶしファクトリー『辛夷の花』(Magnolia Factory[The Kobushi Magnolia Flower]) (MV)

 

こぶしファクトリーというグループ名が成功したのって、インパクトとか「工房」を受け継いでるとか以上に、「こぶし」が拳と辛夷、両方の意味にとれるからなんじゃないかと思っています。力強さと、可憐さ。どっちもこぶしですもんね。

そんな中で「素朴さ」をうたって来たのがこの曲。よくこんな渋い歌、歌いこなすなあ!

 

これを聞いて初めて思ったのが「そっかまだこの路線は残されているのか」でした。

フォークとか演歌とかって古臭いと思う人が多いのかもしれないんですけど、逆に上の世代の人に訴えかけるものはものすごく大きいよなと思うんですね。

私は中島みゆきさんの「ファイト!」が好きなんですけど、この曲にもそのエッセンスを少し感じました。頑張ってる人に、頑張っている人の曲が届いて欲しいなと思っています。

メンバーが走るMVもたまらんものがあります。

 

あと、「深夜ファミレスにて」を思い出した。 

ソニンがなぜか一人で請け負わされてた、所帯染みた女の孤独が好きなので(あれって今で言うアラサーこじらせ女子の系譜なんだよな…)、あやぱんには「カレーライスの女」歌ってほしい。裸エプロンはしなくていいから。

 

相変わらず恋の歌やかわいい曲は来ないけど(未熟半熟トロトロくらい?)、でもそんなアイドルがいたっていいと思うんですよね。何でもかんでも恋愛ばっかり、ってかつて私が十代だったときに思ったことでもあったし。

こぶしが頑張るなら、私も頑張らなきゃ、と思わせるアルバムです。

こぶしファクトリーのアルバム「辛夷其ノ壱」は発売中です!買ってね!

辛夷其ノ壱

辛夷其ノ壱

 

 

*1:アンジュルムのヤンキーテイストは「出過ぎた杭は打たれない」で、いまのとこ他のグループにはヤンキーテイストはない

アルバム「DEAR.」から考えるHey!Say!JUMPとセクシー考

すごくいまさらのお話をするんですけどね。8月12日の横浜アリーナコンサートに参加してきました。
人様のご利益で2階アリーナ、しみじみJUMPちゃんが生きてる人間だということを確認し、その身体からあの歌声が生まれているんだなということを確認するコンサートでした。

 

参加に当たってアルバムを聞きこんで行ったんですけど、コンサート見て、また聞きこんで、ようやくアルバムも印象が固まったというか。
前作「JUMPing CAR」 がポップでメジャーな「アイドル!!!!!」色を出してきたのに対し、「そうそう、これがJUMP!」という感じがしたんですよ。 新しい曲を聴くのが、「真剣サンシャイン」ぶりだからでしょうか?

 

どちらかというと、パフォーマンスに人気や実力や年齢が追い付いてきた、「満を持して」って感じが本当かもしれない。

 

朧げながら思ったのは、アルバムのテーマのひとつは「非日常」。
そしてもう一つは「色気」なのかなーと。

 

 

非日常、というのは、Masqueradeが仮面舞踏会だし、キミアトラクションは遊園地、 Mr.Flawless の怪盗、などなど。
あと、絶対他の人とか解釈違うんだけど、Tasty Uは「さらわれてきた王宮でセクシーな王さまに愛を囁かれるもこのあとの展開が怖すぎてしかし逃げられない」て気持ちで聴いてる。 愛を囁く目が笑ってない!だがそのまま堕ちていきたい!めっちゃ石油王ハーレクインだな。
そもそも、このアルバムで強く打ち出されている恋愛というものが「非日常」じゃないですか。恋したら全部Special Loveだし、Kiss Diaryだってつけるし、SUPERMANにもなっちゃいますよ。

 

もう一個の「色気」ですが、Masquerade がそもそも全員でオトシにかかるぞー!て曲じゃないですか。
2曲めってコンセプトを伝えるために置かれるものだと思うので*1、仮面舞踏会という非日常に連れこんで、仮面で本心を隠しながら、恋する胸のドレスコードをキミだけ脱ぎ捨てさせるんでしょ?
セクシーさっていくつも歌うには引き出しがいるんですよね。その引き出しがいろいろ出てきたって分かったから、今回満を持して、このコンセプトのアルバムを出せるようになったのかな、と。

 

というわけで、Hey!Say!JUMPメンバーの表現するセクシーについてです。

 

ゅぅゃ

JUMPのセクシー担当と言えばこの人を差し置いて語れないでしょう。
色気がだだもれ!歩く18禁か〜!!みたいな(褒めてます)。常にベッドインさせられてる気持ちです。
SURPERMANの頼れる会社の先輩感、order のスパダリ感、Tasty Uの数多の女を泣かせてきた感、などなど、「セクシー」におけるキーパーソンなので、今後歌割が増えることを期待。コンサートはやまちゃんがゅぅゃのために考えたなって箇所がいくつもあったので、期待しかない。

 

大ちゃん

大ちゃんのセクシーはリアルさがいいですね。等身大の、一通り恋愛を知った男のセクシー!
ただの友達であるはずなのに(Eternalとか)、ふとこぼされた色気にどうしたらいいのってなるやつ!いつの間にか距離を詰められて、雰囲気が変わってるやつ!(orderとか)
もしくは普段は明るくセクシーとか冗談でしかやらないタイプの人が、告白の際にめっちゃ真面目に苦しそうに壁ドンしてくるやつ!(My Girl)
私は何を言っているんでしょうか。

 

圭人

色っぽいというより、健康的なセクシー担当。
特にこのアルバムのけーとは自信に満ち溢れてるから、ぐっとくるというよりは、「いいもの見せてもらった…」という感じ。スポーツ選手の胸板、二の腕、背中!みたいな。(私は何を言っているんでしょうか)
とにかくいい声をしてるので、それだけで加点スタート、て感じある。歌い方はまっすぐなので、今後テクニックも成熟してきて色気がどんどんでたら圭人はマジでやばい。
B.A.B.Yは、2番サビの圭人からみんながついていくのは見たさしかなかった。相変わらず英語無双。
そういう健康的な肉体から Tasty U みたいなパート*2がきたら……ねえ!?

 

ひかにゃん

ひかにゃんは「ダークなラッパー」「中性的な少年・きれいなおねえさん」「幼女」の3面性がある声をしていて、一番前が色気には近い。
このアルバムじゃないけど、Come back・・・?とかそうだった。
多分だけど、いじめられてるほうが色気出るタイプじゃない?
今夜貴女を口説きますとか、縛る方じゃなくて縛られてるの?ってくらいあえいでない?
一回くらいそういう背徳的な、僕をいじめて的なコンセプトでやっとかない?

 

裕翔りん

健康的なセクシー担当その2。
裕翔りんは真面目が故に苦悩するあたりにセクシーがにじみ出る人だと思う。KISS Diaryとか。
裕翔りんが真面目なので、 Mr.Flawless は健全(?)な怪盗ものになったんだと思ってる…。*3
そういう意味では真面目な王道アイドルJUMPちゃんにおける、Mr.Hey!Say!JUMPみたいなところあるよね。 裕翔りんに似合う曲が今のJUMPの平均到達点、というか。裕翔りんが大人になったからセクシーが歌えるというか。
一回悪い役の歌を歌わせたいね。それでも結局芯のところに真面目さが残るから、悪になりきれない、そういうぎりぎりラインの曲。

 

知念ちゃん

かわいいもの無双でおなじみの知念さまですが、薮ちゃんと並んで「最初から男の子」なんじゃないかな、と思う時があります。
男の子は育つ過程で「男らしさ」を学んでいくけど中には意地や見栄を張らなくても周囲が男として認めてしまうタイプの男がいる、という説が好きなんですけど、それ。
みんながかわいいかわいいするだけで、実は頼りがいのあるいざという時には決める、そういう男らしい男性なんじゃないかと。
ゆえに、Masquerade*4とかSURPERMANの頼もしさっていうのが知念ちゃんの最大の色気だな。
それってつまり、いつもセクシー全開ってことでもあるんだけど。
だって歌う時の知念ちゃんいつも頼もしいもんな。

 

いのーちゃん

歌が上手くなった気がする!歌い方に幅が出てきたというか。
男だけでなく女性っぽい色気を出せるのがいのーちゃんの特徴だけど、恐ろしいのは女性っぽいにも種類があることだよ!
Dear.は優しい彼氏なのに、Run de Boo!は完全チャラ男だし、 今夜貴女を口説きますにいたっては全部わかりきった上で意味深なこと言って来るし!
歌割が増えるってこういうことだよ!伊野尾革命まだ続いてるぞ!

 

薮ちゃん

この人は本当に使い分けがうまくて、
キラキラ王子様を Special Love*5で、恋愛に苦悩する青年をorder*6で、ドSな大人の男性を Tasty U*7で、といった感じに全方位隙がない!
セクシーさを表現する要素のひとつには「余裕」ってものが絶対にあって、音域からセリフ回しから何もかもから余裕がにじみ出てるのが原因でしょう。たまには余裕がなくなった薮ちゃんを見たいものです。

 

やまちゃん

ゆうやの蛇口は壊れてるけど、山ちゃんは巧妙に湿度を使い分けてくる。
Masqueradeなんか、仮面舞踏会なんてモチーフ、山田涼介がいなかったら提案されてないぞ!それをしかもあのクォリティで仕上げてくるのはやっぱり山ちゃんの色気あってのことなんだろうな。
山ちゃんがこの身長で良かった!あと10センチ、いや5センチ高いだけで世界が滅んでたぞ!
そしてその身長さと中身の意外な普通さってギャップが、崇め奉るしかない存在であった山田涼介様も生身の人間なんだって感じられてドキドキが止まらない。

 

 

追記
書くのを先延ばしにしすぎて次のシングルも出てその次のシングルも発売決定で、さらには年末コンサートまであってとにかく書くのを先延ばしにしてはいけないですね。
実はまだFTのMVを見れていないので、見る前に一回アルバムまとめておく!

*1:「smart」におけるやってやんぜー!なFOREVER、「JUMPing Car」におけるPOPPPP!!!な JUMPing Car など

*2:「Bitterな静寂すら君は 楽しんでいるように空を見てる」は流し目で歌ってほしい

*3:あれがいのひかやまあたりだったらただのホスト軍団になっていたと思う

*4:「奪いにきた」の余裕綽々の感じ

*5:「 I'm always waiting for you 」とか、 薮宏太に英語を歌わせたら勝てないと何度言ったら…!

*6:「本当はこんなはずじゃないんだって 戻れなくなってはまた叫ぶのに」で切なさをオシャレににじませるのホントてんさい

*7:「壊れてしまいそうな指先 マニュキアが漂わす甘い香り」のところなんか、壊す気満々すぎて

こぶしファクトリーとリオデジャネイロオリンピック

今年になってから仕事がばたついてて、あんまりはてなに触れてません。

仕事のランクがアップしたのだが、その結果、延々と(仕事の企画書を)書いて書いて書いてという日々である。はてなもpixivも更新できないのは、本職がそんな感じだからです。前々職みたいな方が書くことに対してモチベーション高かったなぁ(前々職はサービス業だから書くことに飢えてた)

 

相変わらずHey!Say!JUMPを追いかけてますが、録画もあんまり見れてない。アルバムは通勤中に聞き込んでます。

ほんとはめい卒もズッキ卒もライブビューイングに行きたかったんだけど、がっつり修羅場が重なるという…。

 

そんな私が、この夏横アリに行けることが夢なんじゃないかっていう。
本当に人様のご厚意によって生かされていると実感しています。ありがとうございます(ここで言うな)

 

で、全然話変わるんですけど、こぶしのシングル、よかったよね。

「バッチ来い!青春」は、ああいう風にお外で撮影するMVが、ほんとにこぶしらしくて良いですね。
みんな伸び伸び。
あやぱんの張り切り具合はやっぱ野球モチーフだからなのかな。

ちょっとだけ懸念していた「オラはにんきもの」も、しっかりこぶしのモノにしてました。
そもそもデビュー曲の「ラーメン大好き小泉さんからしてキャラクターものだったから、こういうの、こぶしの得意分野なのかもしれない。
アレンジがかっこいいってのも「ラーメン~」との特徴ですね。

 

そして「サンバ!こぶしジャネイロ」の話です。これが一番話ししたい。

りおのドヤ顔がまぶしい、サンバ!こぶしジャネイロ!(サムネイルりおって正解でしかない)
サンバ程度じゃ照れもしない崩れもしない、こぶしの今年しか歌えないお祭りソングきた!
オリンピック応援歌だと思って聞いてたら、2番からそっと自分への応援歌になる小憎い演出!
応援ソングだらけのこぶしですが、何気にすごいのは「オリンピック出場選手」を応援してるように見せかけて、その実かなり社会人も応援してくれていること。
こぶしが勢いあるのって、「万民に向けたメッセージが歌える」こともあるんじゃないかなと思う次第。

 

それでこういうつぶやきをしました。

オリンピックが始まるにあたって、私がお供にする、にわかスポーツファンの気分をより高めてくれる曲こぶしファクトリー『サンバ!こぶしジャネイロhttps://t.co/HlE4yBtY2I @YouTubeさんから

 

みなさまオリンピックは(テレビとかで)観戦のご予定ですか?
私は運よくオリンピック真っ只中に夏休みが取れたので、平和に見れるやつ見たいやつを見て過ごそうと思っております。
毎年毎年ちょうど夏休みが修羅場で、ぜんぜん見れなかったんです。
そんな私、毎回オリンピックシーズンにお供にしてるものがありまして。

 

オリンピックが始まるにあたって、私が心の共にしているコンテンツ観たぞ!リオデジャネイロオリンピックhttps://t.co/SZnYS5Z6Ic

www.1101.com

 

 

 

 

 

 

みんなでオリンピックを見守って、それをひたすら読むだけのコンテンツなんですが*1、これを読むとオリンピックだなあと思います。
試合見てないのに見た気になれる。
そのシーズンの流行りとかも押さえられたり、時にはどうでもいいことばかり気になるのは自分だけではないと思わされたり。

 

あとこのコンテンツの素晴らしいところは、基本スタンスが「にわかスポーツファン」であること。
もちろん詳しい人もいますが、大半はルールもよくわかってない、変な名前に引っかかったり、衣装のきわどいところばかり目がいったり、出身地が近いというだけでうちの子扱いしてしまうにわかスポーツファン。

勝利を願いつつも対戦相手に対しては「少しだけ気を抜いていただければ!」と祈る程度の謙虚に大胆な感じ
ルールもよくわからないなりに見守り続けた結果、選手を「うちの子」と呼びながら応援する猪突猛進な感じ、

 

そう、このコンテンツ、こぶしファクトリーと絶対的に相性がいい。(無理やり)

今年のオリンピックのお供はこぶしファクトリーと「観たぞ!リオデジャネイロオリンピック」ですという報告でした。気が向いたら、見て見てください。

 

 

ということで、

陰ながらよそながらエール送りたい!

よければ一緒に、にわかなりにオリンピック楽しみましょう!

www.youtube.com

*1:いわば、twitter普及前からやってるtwitterまとめみたいなもんなんですが、ちゃんと編集してくれる人がいるとこんなに読みやすいんだなと思う。軽妙かつシンプルで笑える凄さ

笑顔の系譜~鈴木香音とモーニング娘。~

今日、モーニング娘。16の、鈴木香音ちゃんが卒業してしまいました。


誰推しかと言われたらフクちゃんなんですけど、その横でずーっと気にして、気になってた存在が香音ちゃんです。
「マジですかスカ!」で一番目を引いたのは香音ちゃんの笑顔だし、「笑って!YOU」大サビには鳥肌立ったし、「Oh!my wish」でセンター取った時は「革命が来た!」でした。


そんな香音ちゃんが、今日卒業してしまいました。

 


モーニング娘。'16『泡沫サタデーナイト!』(Morning Musume。'16[Ephemeral Saturday Night]) (Promotion Edit)

 

香音ちゃんのラストソング「泡沫サタデーナイト!」、すごくいい曲ですね。
SNSでバズったのが嬉しかったし、Mステにも出られて、それを見た人たちの感想も結構好意的でした。
どうして卒業してしまうんだろう、は誰かが卒業するたびに思うことですが、ほんとうに卒業が惜しまれる、とっても明るいパフォーマンスが見られた一ヶ月でした。

 

その「泡沫サタデーナイト!」、そしてひいては香音ちゃんに、ひとつお礼を言いたいことがあるんです。

 

12期の笑顔をMVに残してくれてありがとう、ということです。


まりあのはじけるようなあざとい笑顔。
はーちんの可憐だけど一筋縄でいかないような笑顔。
あかねちんのいい意味でのふてぶてしさが垣間見える笑顔。
チェルの引っ込み思案だけどかわいい笑顔。
9期10期11期のキャラが確立された笑顔の中で、ようやく、12期がどういう子達なのかが、見えた気がしたんです。

 

率直に言って、12期はずーっと埋もれていた気がします。
はーちんあかねちんがセリフを任された「Oh!my wish」やチェルがフィーチャーされた「今すぐ飛び込む勇気」ですら。

 

もちろん、MV以外の所では彼女らの個性は十分発揮されていたと思います。
ライブやブログ、新聞連載をしていたまりあなんかその典型じゃないかな。
日ハムが好きで、始球式まで出ちゃったアイドルって、充分個性が確立されている。

 

だけど、MVではずっと、埋もれちゃってたと思うんですね。
12期が入ってきてからのシングルは、基本的にメッセージ性がとても高い曲ばかりです。
中には視聴者がどう受け取ったらいいんだ?と考えてしまう難解な曲も。
だからそっちに気を取られて、歌割の少ない12期の印象が少ない。

 

 

思えばモーニング娘。のメンバーを思い出す曲。
そのほとんどが笑顔で歌っている曲なんですよ。

 

市井ちゃんが"見つかった"のも、「LOVEマシーン」で全力でおふざけしてるからだし、「ザ☆ピース!」の底抜けの明るさが黄金期の原動力だった。


モーニング娘。 『LOVEマシーン』 (MV)


モーニング娘。 『ザ☆ピース!』 (MV)


ごっちんが抜けた後の「ここにいるぜぇ!」の5期の笑顔が頼もしかったりとか。


モーニング娘。 『ここにいるぜぇ!』 (MV)

「歩いてる」の自然な笑顔が、こっちまで嬉しくなってくるとか。


モーニング娘。 『歩いてる』 (MV)


「みかん」のただ明るい笑顔から、「3,2,1 BREAKIN'OUT !」を見ると9人のキャラが確立されてるのが分かる。


モーニング娘。 『みかん』 (MV)


モーニング娘。 『3,2,1 BREAKIN'OUT ! 』 (MV)


そして、「マジですかスカ!」、「ピョコピョコウルトラ」、「笑顔の君は太陽さ」。


モーニング娘。 『まじですかスカ!』 (MV)


モーニング娘。『ピョコピョコ ウルトラ』 (MV)


モーニング娘。'14 『笑顔の君は太陽さ』(Morning Musume。'14[You bright smile is like the sunshine]) (MV)


メンバーを思い出すとき、そのほとんどが笑顔の彼女たち。*1*2

 

歌がうまいとか、ルックスがいいとか、そういうことだけじゃなくて。
「この子はきっとこういう子だ」ということがわかるのが、「笑顔」からなんじゃないかなと。

 

さあ、そこで鈴木香音ですよ。


泡沫サタデーナイト!」は鈴木香音がいなければ、書かれなかった。
泡沫サタデーナイト!」は鈴木香音が全力を出さなければ、あの笑顔にはならなかった。


鈴木香音がいなければ、あの曲がなければ、12期はこういう子だ、ということがMVからわかるのはずっと後だったんです。*3

 

だからお礼を言いたいんです。
ありがとう、香音ちゃん。あなたのおかげで出会えたものがあった。
あなたのおかげできっといろんな可能性を見いだせた人がいた。
私たちに12期のいいところを見せてくれてありがとう。

 

5年間、お疲れ様でした。
そしてありがとう。
鈴木香音のいいところが「泡沫サタデーナイト!」には全部詰まっていて、私たちはMVをたどることであなたにまた再開できるのです。

 

追記
個人的に「泡沫サタデーナイト!」で一番好きなところがありまして。

泡沫サタデーナイト!」で今んとこ一番好きなところがあって、
まーちゃんとコンビユニゾンで出てきた
「そんなことじゃ週末になりゃびっくり腰抜かす」のところ。
二人とも2人らしい歌い方なのに、絶妙に合ってるんだわ。
かのまーのコンビ曲聞きたかったなあ。

 

 

私はコンビユニゾン萌えなので、ここがすっごいたぎった!
ずっと香音ちゃんのコンビ曲が聞きたかったんだけど、それが最後の最後で叶った感じ!
欲を言えばちゃんと曲として聞きたかったですけどね…

*1:明日香に関してはミステリアスすぎて逆に笑顔じゃない方が「らしい」気がしている

*2:れいなの「シャボン玉」は例外というか、ここまで怒りを出してきた曲は逆になくて記憶に残っているのかもしれない

*3:なぜMVにこだわるかっていうと、視覚に訴えかけるものの中で一番「残る」ものがMVだからです。10年後、MVは残っていても雑誌やテレビや新聞は探さなければ見つからない。今、プラチナ期やベリーズ工房にハマった人が必ず見られるのがMVだけであるように